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時砂の王

時砂の王 (ハヤカワ文庫JA)時砂の王 (ハヤカワ文庫JA)
(2007/10)
小川 一水

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西暦248年、不気味な物の怪に襲われた耶馬台国の女王・卑弥呼を救った“使いの王”は、彼女の想像を絶する物語を語る。2300年後の未来において、謎の増殖型戦闘機械群により地球は壊滅、さらに人類の完全殱滅を狙う機械群を追って、彼ら人型人工知性体たちは絶望的な時間遡行戦を開始した。
そして3世紀の耶馬台国こそが、全人類史の存亡を懸けた最終防衛線であると――。
期待の作家が満を持して挑む、初の時間SF長篇


久々のタイムトラベルSF。これは面白かった!

人類存続のために生み出され時を巡り、戻ることの出来ない戦いの旅を続けるメッセンジャー達。けれど彼らはただの戦闘ロボットじゃなく一人一人がちゃんと戦いや人類に対しての意味や想いを見出そうとしている…そこにググッと惹き込まれて思わず一気読みしてしまいました。

また物語全体を包み込む敵の強大さや絶望感、そして最終防衛ラインである倭国の卑弥呼の切なる覚悟、そしてメッセンジャーの一人であるオーヴィルの戦いに対する頑強な意志が非常に印象的に描かれているのも良かったです。こういう絶望感や滅びの抗い難さ、そしてそれに対抗する人の意志ってのはSFの王道であり、そして魅力の一つなんだと感じました。

しかしこれほど濃い内容が文庫本の容量に納まっているとは…作者に脱帽です。

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